政府は、常勤の国家公務員への採用が内定した障害者を対象に、希望に応じて採用前に非常勤職員として勤務できる「プレ雇用」制度を導入する方針を固めた。可能な限り採用予定の職場と同じ場所で、職務内容も類似のものとなるようにする。勤務時間は必ずしもフルタイムとはせず、本人の希望に配慮する。
採用後に業務を円滑に始められるようにするのが狙い。昨年発覚した中央省庁の障害者雇用水増し問題を受け、政府は法定雇用率(2.5%)を満たすため年内に常勤、非常勤合わせて約4,000人の採用を目指している。
(時事通信社 平成31年1月13日(日) )